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2011年1月17日 (月)

[Readerその2] Reader 専用カバーをゲット!

二日続けてのエントリなんて半年以上ぶりですね。soniaですw

今日は99%、自己満足のアップですw 参考になるポイントは少ないですよ。と予め言っておきますw

 リアルに本日、日本から出張者(通称運び屋w)が来ました。今日の運び屋は、私の出向元の友人(実は運び屋の上司)からの届け物を携えての登場。
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Sony Reader 6inch(PRS-650)の専用カバー もちろん赤!
実物はもう少し落ち着いた感じの赤ですよ。

運び屋の上司たる友人は、私のガジェット購入に応えるべく世界中を飛び回ってくれている私の心強い仲間です(あ、そういえば仕事も一緒にやっていますねw)。5月にはカナダでiPad3Gを、そして、この年末は、その引きの強さでReader 6inch赤をゲットしてくれました(その際は彼本人が運び屋となり上海へ)。実は、このときにも専用のブックカバーを横浜中(おおげさw)探し回ってくれたのですが、結局何処にも在庫は見つからなかったとのことで本体のみの登場。更に彼はSonyに問い合わせまでしてくれたのですが、品薄で早くても次の出荷は2月初旬、との回答だった由。
(そんな苦労もつゆ知らず、私はお金を工面するだけで購入できる恵まれた?立場だったりw)

 さて年も明けて今年のお正月。まだ休みも明けぬ3日に、彼からの電話が私の携帯に。仕事のパートナでもある彼からの電話、おまけに正月休暇中、結構ヤバイ事があったのかといきなり緊張が走ります。「あけましておめでとうございます。どうした?」と先ずはわたしからご挨拶。それに対して彼からの一言「xxx(地名)の”デオデオw”で、専用カバーの赤を発見!どうする?」まったくもって素敵な新年のご挨拶。子供を連れてのお買い物のご様子。聞くと、色も、タイプも全部種類平積みになっているとのこと。

Sonyさんも物流考えた方が良いですよ。とも思いながら、即答を求められ、とりあえずスタンダードなやつの赤を依頼。

 そしてそれが、本日、彼の部下を経由して私の元に。いやぁ、ピッタリですね(当たり前だ!)

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こんな感じ。

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サービスカット(意味不明w)

立ててみると、こんな感じ。
Eb0104
付け根にヒンジが付いています。

照明付きも在庫有りとのことでしたが、先ずは、プレーンなタイプを購入しました。良いんじゃないw コレで。

カバーには磁石が入っている様で、「ピタっ」と閉じる感じが気持ちいいです。
こんなところが、日本の製品の良いところですね。いやぁ満足満足。

さて、本日運び屋の彼は、私の部下と打ち合わせの為の上海ご来訪。会食は私からご招待させて戴きましたよ。はいw


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sonia

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2011年1月16日 (日)

[Readerその1]SonyReaderを使っています。

今年最初の更新になります。あけましておめでとうございます。
特に理由も無いのですが、このところブログの更新が滞っているsoniaです。

今回は昨年末に手に入れた、Sony Reader PRS-650について紹介します。
これは、年末に発売されたeBook Readerです。私は型番でも判る通り6inchのTouchモデルというモノを買いました。5inchのモデルとの大きな違いは、サイズwとタッチパネルの有無、メモリカードスロットの有無などです。購入する際は、少々迷いましたが、今となっては、6inchで正解ですね。
Eb01 これです。6inchのタッチモデル。色は言うまでもなく、赤!

さて、所感など。久しぶりなので今回、長文になりそうですw。

1.電子書籍マーケット(http://ebookstore.sony.jp)について
soniaは相変わらず海外に住んでいますので、日本に住んでいらっしゃる方以上に電子書籍マーケットとリンクしたeBook端末に対して興味が強いです。iPadを2枚使ったりしているのも、それが理由だったりします。iPadは所謂雑誌系のビュワー、これは、文庫本、新書系の書籍のビュワーとして使いたいなぁ。と思って購入を決めました。日本語の電子書籍マーケットが同時にオープンするのも選択の理由です。海外で日本の本が買えるなんて、ほんの少し前まで夢のようでした。
 私が暮らしている上海は、日本人滞在者数がニューヨークを抜いただけあって、日本人が暮らすのに必要なモノはかなり揃うようになりました。普通に暮らすのであればそれほど不自由が無いくらいに。でも、書籍だけは、日本の3倍の値段&日系スーパの片隅にちょこっと有るくらい。ですので、帰国時に自力で運ぶしか無いのが現状でした。でも、これが、また、限られた手荷物サイズの中ではそんなに運べるものでもありません。

 実はsoniaは結構本読みなのです、それも、ノンジャンルで。なので、あまり品揃えに対して?の電子書籍マーケットでも、まあ、読み捨てする本くらいは買えるだろう(既に2万冊の品揃えもあるとか)と思って、マーケットも期待半分でのビュワー購入でした。

 さて、電子書籍マーケット(http://ebookstore.sony.jp)に対する評価ですが、やっぱり、今のところ、残念感が強いですw eBook Readerで読むと紙で読む以上に内容が重要な感じがします。あと、このマーケットの個人的な感想などですが、コレは他の方のレビューなどを参照下さいw。

 他の皆さんがあえて触れていないw感想ですが、エロ・エッチ系の「2流」データが充実している感じですねw なおw特に女性の方向けが多い気がします。この辺、さすがsonyさん。大昔、その辺の品揃えで負けたβマックスの反省を踏まえている感じです。

 日本の書店は大きな所だと80万冊の品揃えがあるそうです。全ては無理でも電子書籍マーケットにも頑張って欲しいなぁ。と思っています。声援を送るつもりも有って一台端末を買わせてもらいました。でも、思いの外、読みたい本が少ないのが、今の偽らざる感想です。

2.Readerについて
 5inchと6inchモデルがあるこのReader。実は発売日に日本に仕事で滞在していた関係で、どちらを買って帰ろうか?迷いつつ店頭に向かったのですが、既に6inchモデルは品薄で、ちゃんと比較することが出来ませんでした。購入前までは、コンパクトかつ、割り切りの良い5inchモデルに興味が有りました。けど、6inchに人気が集中している状況を見て、この時点での購入は諦めました。そして、その後、出張者に頼んで、6inchモデルを購入してもらい、上海にハンドキャリーしてもらって入手しました。6inchを選んだ理由は、概ね以下ですね。

1)表示が大きい
後述しますが、これでも、普通の文庫本の本文サイズよりも小さいのです。大きくないと見えないです。ネット購入の電子書籍だと、文字サイズを変更出来るのですが、スキャンした文庫など、若干小さくなることになります。

2)メモリスロットがある
使うまではUSB接続で良いじゃん、と思っていましたが、実際に使うと、メモリスロットは有った方が絶対に良いです。

3)タッチパネル
ページめくりや、直感でオペレーションができるなど、タッチに超したことはないです。

※Twitterでご指摘戴きました。5inchもタッチ対応だそうです。ゴメンナサイ。

その他の所感

1)サイズ
重さ、薄さには満足しています。想像する重さより軽いということもあり、良い感じですよ。

2)電子ペーパは悪くない
明るければ明るい程読みやすかったりして、悪くないです。只、どうしてでしょうね。暗いところでも読みたくなってしまうのが、不思議。やはり、体が液晶のバックライトを覚えているのでしょうか。私は、ちいさなクリップライトを使って、ベッドの中で読んでいます。紙の本よりもハンドリングは楽ですね。

3)冷たいw
電池を消費しない電子ペーパの特性か、金属製の本体は何時も冷たくて、実際、辛かったりすることすら有りますw その代わり、電池は充分に持ちますね。

4)通信に非対応
今のところ、マーケットが残念状態ですので結果オーライでは有りますが、オンラインで書籍が買えないのは残念。そのうち出るしょうけどね。まあ、そのときは買い足せば良いかな、と気楽に考えています。

5)本体の書籍管理の仕掛けが残念
SDカードにPDFなどで作成した書籍データを入れれば、このReaderはビュワーとして使うことが出来るのですが、書籍データの管理自体が1階層なのです。おかげで検索性は最悪です。コレは是非、ファームアップで対応して欲しいです。

3.自炊
ということで、Readerを購入するまでは、言葉としては知っていた「自炊」を結局やることになりました。でも、お気に入りの作家の書籍を持ち歩けるのは、想像以上に嬉しいです。昔読んだきりの文庫を引き出してきてはスキャナで取り込んでいます。学生の頃読んでいた本を久しぶりに読み直すのも楽しいですねw

ということで、私の「自炊」環境をご紹介。

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「自炊」の必須の道具。カッターw

いきなり恐縮ですが、取り込みに際しては効率と、仕上がりを考えると、予め本を分解する必要があります。その際の必需品のカッターです。私はコレを使っています。DC-210. Taobaoで購入。こういうモノは日本製が使いやすいですね。
 本をバラすという作業は、最初、とても罪悪感があります。でも大丈夫。5冊もバラせば慣れますw ただ今のところ、バラした本は捨てられず紙袋で保管していますが。文庫、新書は手で複数にバラしたあと、このカッターでサイズをそろえるように切りそろえる感じです。

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さて、切りそろえて紙になった本を再度本に戻してくれるスキャナ

私はS1500という、PFUのスキャナを使っています。定番ですよね。私は家ではMac使いなのですが、スキャナはWindows版を購入。けど、基本的なスキャンソフトは、Mac/Windows版同梱なので問題無しです。私はコレをI/O Dataのnet.USB経由でリモートで接続しています。予断ですが、Macの横にPrinterやスキャナを置きたくなくて、わざわざ面倒なことをしています。

 さて、このスキャナ。すごいなぁと思う点がいくつか

1)スピードが速い
文庫1冊、あっという間(ちょっと大げさ)に読み込んでしまいます。両面読みですしね。

2)ミスリードが少なく、ミスリードしても自動検出機能が優秀
ページスキャナは複数ページを一度に読み込んで、そのまま気づかないというのが致命傷ですよね。超音波センサで複数ページの読み込みを検出できるようになっているみたいで、このセンサがまた、秀逸です。

3)ドライバが優秀
傾き修正や、OCRの連携など、良くできています。

やはり、道具は大切です。

S1500は標準のドライバでPDFでファイル保存ができますのであとは、これを、SDカードなどに保存してReaderに挿入するだけで読むことが出来ますが、どうせなら、読みやすいPDFを作りたいですよね。私は、このフリーウェアを使っています。

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「ChainLP」

このソフトウェア、PDFやJpg連番ファイルなどの解像度を変更したり、ページ廻りの空白部分を削除したりすることができるソフトウェアです。Readerの電子ペーパの解像度は、600x800(実際には584x754)ですのでReaderで表示する際には、拡大、縮小を行う必要が有ります。が、この解像度の変更はあまり賢くないのと、何より表示の都度変更する様で、大きい解像度のページなど、めくりに時間がかかり快適な読書ができない感じがします。
 このソフトを使うと、電子書籍端末毎にPDFを解像度などを最適化できて非常に便利です。ページ廻りの空白部分の削除など、いくつかのアルゴリズムから選択でき、その書籍に有った最適なやり方を選ぶことが出来ます。(文庫本のページ内書かれたページ番号や、章名など扱いなども最適なモノを選べる感じで、これが一番気に入っています)
この「ChainLP」ですが、このタイミングで既にこれだけの完成度のソフトがフリーで提供されていることに驚きました。作者の方に感謝です。

 なお、Tipsですが、私の場合、Macでスキャナから取り込んだあと、VM Ware上にインストールしたWindows7で最終的な編集を行っています。スキャナで取り込んだファイルはPDFで保存が可能ですが、ScanSnapのドライバで取り込んだPDFは、ChainLPで読み込むとエラーになることがあります。私は、その際は、一旦、Adobe Acrobatで開いて、保存することで回避しています。あ、Adobe Acrobatは結構高価なソフトですが、ScanSnapにはこれが付属しているというので、これだけで、あなたもすぐに「自炊野郎(姉ちゃん)」に成れますよ。

久しぶりの更新で長文となってしまいました。
また、いつかお会いしましょうww



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sonia

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